いきいき補聴器ライフ補聴器の最新情報・ライフスタイルの提案や、当社のマスコットキャラクター「ヨッキー」が
タイムリーな情報やお勧めスポット、見たこと、感じたことをブログで紹介します。

「合理的配慮」をご存じでしょうか

令和6年4月1日に「障害者差別解消法」が改正され、事業者による障がいのある人への合理的配慮の提供が義務化されました。

障害者差別解消法では、国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者が、障害のある人に対して、正当な理由なく、障がいを理由として差別することを禁止しています。
では、合理的配慮とはどんな定義でしょうか。

合理的配慮とは、障がいのある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために、何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられた時に、負担が重すぎない範囲で、その意思、要望に対応すること、対応に努める事です。
社会の中でバリアを感じていた人が、社会で生きていく上で、困難と感じていたことは、この合理的配慮の広まりにより緩和されています。
合理的配慮を依頼する側、提供する側、どちらかに負担が偏ってしまうのではなく、相互理解を深め、状況に応じながら共に納得できる形で対応案を検討していくことがポイントです。
聞こえに関した合理的配慮の提供の一例としては、企業や行政機関等の幅広い事業者様が「ワイヤレス補聴援助システム」をご利用いただいています。

補聴器のリケンはご利用者様に向け、店内環境の整備、店内利用に際したお声掛けをはじめとした配慮を行っています。
また、聞こえに課題を感じる方々が多様な場面でバリアを取り除けるよう、補聴器を通してコミュニケーションのお手伝いをしていきます。

投稿日時: 2024年5月1日 09時00分

『耳の日』についてご存知ですか?

3月3日はひな祭りですが、『耳の日』でもあることをご存知ですか?
1956年に、現在の日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の提案によって、耳や聴力について多くの人の関心を集めること、そして難聴と言語障害をもつ人びとの悩みを少しでも解決することを目的として制定されました。

なぜ、3月3日が『耳の日』に制定されたかというと、「ミミ」の語呂合わせや「3」が耳の形に似ていることが挙げられますが、実は電話の発明で有名なグラハム・ベルの誕生日でもあります。

実は、グラハム・ベルは電話の発明によって補聴器の歴史を大きく変えた人物でもあります。母親と妻が難聴者であったベルは電話の技術を補聴器に応用し、19世紀末に電気信号で音を大きくする画期的な補聴器を作りました。

また、ベルは難聴者教育にも功績を残しており、ヘレン・ケラーに家庭教師のサリヴァン先生を引き合わせた人物でもあります。さらにこの3月3日が、ヘレン・ケラーとサリヴァン先生が出会った日だと言われています。ちなみに、音の強さに使用される単位「デシベル」にもベルの名前が使用されています。

現代の生活に欠かせない「電話」と補聴器にはこのように切っても切れない関係がありました。そして新世代の補聴器にはBluetoothが搭載されているものも多く、携帯電話と無線で接続して、補聴器から直接通話や音楽などをストリーミング再生できるようになり、よりきこえを楽しむことが出来るようになりました。

さらに補聴器にプラスして使用するワイヤレス補聴援助システムによって、今まで聞き取りづらかったテレビや、離れた場所などのきこえをサポートする機器もさらに使いやすくなっています。

ぜひ、きこえに関して気になることがあれば、お近くの『補聴器のリケン』へ。
スタッフ一同、心よりご来店をお待ちしております。

投稿日時: 2024年3月1日 09時00分