補聴器の最新情報・ライフスタイルの提案や、当社のマスコットキャラクター「ヨッキー」が
タイムリーな情報やお勧めスポット、見たこと、感じたことをブログで紹介します。
補聴器と環境音
補聴器を装用した状態で、周囲の環境音はしっかり聞こえていますか?
「うるさい」と感じてしまうことはありませんか?
・チェック1
救急車の「ピーポー」は聞こえていますか?
救急車のサイレンには、770~960Hz帯の音が使われており、その間で高い音と低い音を交互に繰り返しながら鳴らすことによって、聞き取りやすくしているそうです。1)
・チェック2
体温計の「ピッピッ」、電子レンジの「チン」、チャイムの「ピンポン」は聞こえていますか?
電子レンジなどの家電製品の報知音は、幅広い年代の方に聞こえやすいように、2000Hz帯の音が設定されていることが多いそうです。2)
・チェック3
セミの鳴き声は我慢できますか?
アブラゼミ・ツクツクホウシなどといったセミの鳴き声は6000Hzの高い音に強いピークがあるため、6000Hzの過大音を少し下げると改善する可能性があります。3)
以上のチェックの中で、一つでも「聞こえづらい」「うるさい」といった音があれば、是非お近くの「補聴器のリケン」まで、お気軽にご相談ください。
※難聴の状態と補聴器の性能によっては、解決できない場合もございます。
【引用文献】
1) 安田康晴,山本弘二,岸誠司,他(2019).救急車サイレン音は自動車運転者に聴こえているか? ―自動車運転時の車内騒音量とサイレン音量との比較― 日臨救急医会,22,51-54.
2) 一般財団法人 家電製品協会(2018).家電製品における操作性向上のための報知音に関するガイドライン 第2版[改訂]b.
3) 落合博明(1996).蝉の声・虫の声 騒音抑制,20,44-45.
投稿日時: 2024年2月1日 09時00分