聞こえで困っている方へ

補聴器に早く慣れるために

補聴器と上手に付き合っていくためには慣れることが大切です。「補聴器のリケン」ではお客さまにあった練習方法をご提案いたします。

STEP1初めに家の中でお使いください

まず、周囲の音に耳を傾けて下さい。どんな音が聞こえますか?その音が何の音かを確認してみましょう。エアコンの音、雨の音、新聞をめくる音…今まで聞こえていなかった生活音が少しずつ分かるようになります。生活の音を積極的に聞いてみましょう。

STEP2ご自分の声に慣れてください

新聞やお好きな本を、声を出して読んでみましょう。繰り返し試してみると、自分の声の違和感がだんだんなくなってきます。

初めは、あまり無理をせず短い時間から使用してみましょう。
気になることは「補聴器のリケン」でご相談ください。

STEP3対話してみましょう

まず近くで話をしてもらい理解できるようにしてください。次に少し離れて話を聞いてみましょう。そうすると少しずつ、離れても話が分かるようになります。

STEP4テレビの音を聞いてみましょう

まずは、ご家族と同じ音量で試してみて下さい。分かりにくいようでしたら、少しだけ音量を上げて聞いてみて下さい。そして、内容を聞き分けるよう、注意して聞いて下さい。字幕や映像などの情報も内容の理解に役立ちます。テレビを耳と目で楽しんで下さい。

STEP5外に出て色んな音を聞きましょう

テレビをつけたままでの会話や、3~4人グループでの会話などは、集中力が必要になりますが、慣れてくるにつれて少しずづ周囲の音が気にならなくなります。

補聴器はご使用いただいてからが補聴器の音あわせの始まりです。ご使用いただいた調子をお聞かせください。気になることは「補聴器のリケン」でご相談ください。